育成アサリうまみ富む 府海洋センターが研究発表
京都府海洋センターなどによる試験研究成果報告会「丹後の海の恵みを生かす」が21日、宮津市鶴賀のみやづ歴史の館で開かれ、阿蘇海(宮津市)で取り組むアサリの育成や府内の漁獲量が急増したサワラの生態などをテーマにした発表があった。
同センターの谷本尚史技師は「育成アサリを新しい丹後の名物に!」と題し、阿蘇海での試験結果から水深3メートルの海域で、12月~6月に育てると成長が早く生存率も高かったとし、「グリシンなどのうまみ成分は天然の倍ある」と強調した。
また、戸嶋孝主任研究員は近年、日本海でサワラの漁獲が増えた理由について「(産卵場所の)東シナ海での資源量が増え、温暖化の影響で分布が拡大したため」とし、新潟県沖で産卵期のサワラが見つかった珍しいケースも紹介。漁業関係者や海洋高生ら230人が熱心に聞いた。
【 2012年02月22日 12時15分 】
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