移住希望者に空き家紹介 高島市が新制度
都市部からの移住促進に向け、高島市は市内の「空き家」を移住希望者に紹介するシステムを始めた。移住希望者から「地域の自然環境、生活文化に理解を深め、住民と協調して生活する」との誓約書を出してもらい、移住後も市が相談に乗ることで、スムーズな定住に結び付ける。
人口減に悩む同市は2年前に定住相談窓口を開設した。これまでに約230件の相談を受け、50人が高島市に移り住んだ。
この相談の中で、若年層を中心に空き家暮らしのニーズが高い一方、受け入れ側の集落は、区の行事や慣習に協力できる移住者を望む意向が強く、両立できる紹介システムを市が検討してきた。
これまでに市が把握した「住める空き家」約100戸のうち、所有者が「売ったり貸したりしてもいい」9戸をまず登録した。移住希望者は、市に「誓約書」を提出してシステムを利用する。市に登録する宅建業者が物件調査や所有者との仲介を行い、賃貸・売買の契約を行う。
移住後も、市の定住相談員が「田舎暮らし」の助言をしたり、集落や移住者の相談に乗る。同市市民活動支援課は「利用可能な空き家物件を掘り起こし、お互いが安心して暮らすことで、地域コミュニティーの維持に役立てたい」という。問い合わせは同課TEL0740(25)8526。
【 2011年07月29日 11時02分 】
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