(五の三)



 みすや針

 京都名産の一つ「みすや針」を売る店の看板がそれ。江戸時代に出版された京都の観光案内書にも登場する有名な店で、屋号の「みすや」は、宮中に針を納めるのに、御簾(みす)の中で針を作ったからとも、江戸時代の初めころ、後西天皇から賜った号ともいわれている。その大きな看板の横に、意匠をこらしたいい雰囲気の古い看板も掛けられている。  



 大文字屋

 その近くに、見過ごしてしまいそうな細い露地がある。この石畳の露地を入っていくと、京都らしい雰囲気の由緒ある旅館がある。これが「大文字屋」で、古くから文人たちが宿泊したといわれ、料理だけを楽しむこともできる。


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