(六の二)



 島津創業記念館

 さて、木屋町通を二条通から南へと下がっていくと、二条通と木屋町通の交差点に島津創業記念館が建っている。この記念館は島津製作所が創業 100周年を迎えた昭和50年(1975)に設置したもので、記念館の建物は創業当時の姿を残している。

 明治維新を迎えた京都は、都が東京に移されたことから危機感を持ち、殖産興業政策に着手する。その一つが島津製作所で、初代の島津源蔵は、木屋町通二条に居宅を構え、科学知識の普及と教育振興に力を入れ、教育用理科学器械の製造を始めた。館内には、創業 以来製作されてきた医療用エックス線装置や顕微鏡、幻燈機、パイプオルガンなどが展示されている。有料。





 佐久間象山遭難地の碑

 記念館を出て南に歩くと、先ほど紹介した一之船入があるが、その南に「佐久間象山遭難地の碑」が建っている。

 佐久間象山は、幕末に活躍した思想家・兵学者で、幕府に登用されて軍備計画などに携わっていたが、尊皇攘夷派に暗殺された。その場所がこの地だった。



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