滑り石越え
(六の六)



 勧修寺

 勧修寺は、今から千年以上も前、醍醐天皇の勅願によって建てられたもので、代々天皇 の子供が出家した「法親王」が長吏として入る、格式の高い門跡寺院として知られている 。




 奈良街道

 醍醐道の終点も近くなってきた。道はやがて奈良街道と合流する。奈良街道は、京都から伏見、さらに奈良へと通じる道だが、その街道沿いから東側の醍醐山にかけて、数多く の寺院が広がっている。




 醍醐寺

 醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山。貞観16年( 874)、聖宝という僧が、標高 450メートルの醍醐山の山上に庵を構え、観音像をまつったのが始まりと伝えられている。

 山の上を上醍醐(かみだいご)、下を下醍醐(しもだいご)と呼び、広大な境内に国宝や重要文化財の寺院が建ち並ぶ。各塔頭寺院にも素晴らしいふすま絵などが保存されている。境内に建つ霊宝館では、春秋に時期を決めて寺宝を公開しているので、ぜひ一度ゆっくり上、下の醍醐寺の全貌をたずねられることをお勧めしたい。  



▲醍醐道▲