京都市北区の住宅街にあるギャラリーのオーナー。催しを開くペースを月1回程度に守っているという。「休みすぎって怒られることも」と笑うが、何年も前から作家と話し合い、展覧会を大切に作りあげることを心がける。
場所柄、さまざまな人が手土産を携えてやってくる。薦めるのは今年1月、知人がさりげなく持ってきてくれた干菓子。すぐに店の場所と商品名をメモに控え、買いに走るほど感激したという。
そのときはサンショウを使った木ノ芽琥珀(こはく)だった。それを使うお菓子自体珍しく、幅1センチほどの琥珀寒天に、葉が10枚ほどついた木の芽が整然と乗っていたという。「箱を開けて、その美しさに息をのみました」
冬はサンショウだが、夏はシソと、味は季節ごとに変わる。外側はカリカリの食感だが、中は液体に近いぐらいしっとり。甘みと、サンショウとシソの風味がそれぞれしっかりするのが不思議に思えてくる。
売っているのは夫婦が二人三脚で営む小さなお店。菓子の外見や風味の繊細さからは、職人の細やかな心配りが伝わってくるという。「あまり忙しくなりすぎないと良いのですが」と店主らを気遣った。
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「わたしの京土産」は今回で終わります。
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| 「アートスペース感」オーナー 安田ひろみさん |
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【はなしそこはく】 寒天と砂糖にシソを練り込み、その花穂をのせて固めたもの。販売期間は6月から10月。サンショウの「木ノ芽琥珀」は1月下旬から5月下旬。24個入り1600円。霜月(京都市北区西賀茂榿ノ木町)TEL075(491)5556。【花紫蘇琥珀の動画はこちら】
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