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「自分の言葉で思いを伝えたい」と始めさせてもらった連載だが、あっという間に1年がたち、最終回を迎えることになった。振り返ると、短い期間で本当にいろんなことが起きた。
私事でいえば、妊娠が一番大きな出来事だろう。今までずっと、がむしゃらに働いてきてモデルとして成長できることは何でも挑戦してきた。したいことがあれば、無理してでもやってしまう性格だ。そんな目の前のことに夢中になってしまう私が、妊娠をきっかけに「立ち止まる」ことを知った。
妊婦は1人の体ではなく、2人の体になる。いつものように動き回っていたら、体調がすぐれなくなるのだ。おかげで時間の過ごし方が変わり毎日をゆっくりしたペースで過ごせるようになった。草津市にある実家にもよく帰ってきて、自然の中で散歩したり、地元の旬の食材をいただいたり、家族とゆっくり会話したり。日々の中心が「働く」から「生活する」へシフトしたように思う。
さらに忘れられない出来事は、東日本大震災や和歌山県など各地を襲った洪水といった災害だ。テレビやニュースを見ていても信じられない映像を何度も目の当たりにし、被害の深刻さに幾度となく驚かされ、今まで当たり前だった生活はあっという間に奪われることを知った。だからこそ、「生活する」ことのありがたさや大切さをかみしめる毎日だ。
1年を振り返って思うのは、ほしいものやしたいことを満たしたり、貫き通すことよりも、今はもっと基本にかえるべき時だということだ。それは「早寝、早起き、3度の食事」「思いやる、感謝する、助け合う」「自然に寄り添った暮らし」など、人間本来の生活において基本的なことだ。そんな当たり前の暮らしを大切にできる人でいたいし、その環境を守ることのできる人でありたい。新しく子供を迎えるにあたり、そんな時間の過ごし方がこれからの私の理想だ。
最後に、いつも連載を読んでくださったみなさんに感謝の気持ちを込めて、本当にありがとう。(モデル)
=おわり
24日、女の子が誕生! 自宅にはこんなベッドルームを作りました
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